妖怪の気持ち

人型が何か言っているよ。妖怪になりたいんだって。

別れはつらい




飼い猫との別れについて自分が書いた記事を読んで


つらさと悲しさが込み上げる。




自分が処理仕切れていないからであるけれど、


いま現状別れと隣り合わせだからであろう。




手の触れられるところにある温もりがどこかへ行ってしまう。




生死であれば生き物である限り変わらないが、


人である限り人生的別離が訪れる。




こともある、とかぼやかしてみるものの


あなたとの別れが目の前にあるとして。




否応なく空く胸の風穴に全部吸い込まれればいい。


あなたともわたしともバイバイだ。




出来るはずもなく、望みもせず。


ただ待つ。その時まであなたに触れる。




別れとは、何故こうもつらい。